不動産価格が世界的に高騰しているのはご存じかと思います。
コロナ禍の影響で日本銀行をはじめ各国の中央銀行が金融緩和を実施し現金の流通量を増やそうとしてきたのが原因だと思うんですが、何を隠そう僕の大好きなデジタルランド、Decentralandもようやく投資家の注目を浴びるようになっています。
今回そこに僕のオフィスを作ってみたという記事なんですが、その前にDecentralandの可能性についてよい事例があるので紹介します。
Republicというプライベート・インベストメントを提供するプラットフォームをつくっている会社がDecentralandに目をつけていてメタバース(デジタルランド)専用のファンドを作ると発表しています。
多分米国居住者向けにサービス提供しているので米国外に在住の方は利用できないかも知れません。
僕も興味はありましたが、そもそもSECが定めた適正投資家に該当しないと大きな金額を投資することもできないです、さすがアメリカです。
このプラットフォームではスタートアップの初期投資や不動産をプラットフォーム内で購入できます。
参加できれば割と本当においしいんではないかなと思います。
で、そのインベストメント・プラットフォームを提供している会社のCo-Headのコメントがこれです。
“Buying land today in virtual worlds may end up feeling a lot like buying land in Manhattan in the 1750s,” Yorio said. “There is massive growth ahead, and now is the time to get in on the ground floor.”
「仮想世界で土地を購入することは、1750年代にマンハッタンで土地を購入するのと同じような感覚になるかもしれません。大規模な成長が見込まれており、今こそ参入するチャンスなのです」とヨリオは言う。
※ただファンドに参加するの難しいと思うので自分でやった方がいいかも知れません。
実際にデジタル空間でどこまでのサービス提供ができるのかは甚だ疑問なんですが、有望なユースケースが以前紹介したカジノです。
またNFTアーティストが自分のギャラリーを開くために利用したり、アート収集家が自分のコレクションを人に見せるために利用する等のユースケースをRepulicは想定しているようです。
Decentraland内では音声通話もアバター同士の距離が近ければ可能なので、自分のギャラリーに来てくれた人に現実より気軽に声をかけられます。
ここからは僕の完全な妄想ですが、クラーケンやバイナンスといった仮想通貨の大手取引所がHQをDecentraland内で展開しているので、そこでみんなでチャートみながら会話しつつ安価にトレードができるようになるかも知れません。
株式市場も源流はカフェのようなところでテーブル囲んで売買取引やってたと歴史書で読んだことがあるので1周回ってデジタル空間で同じことするかも知れません。
他には現実世界のビジネスに繋げるタイプのユースケースもあるかと思います。
リアルな世界で販売をやってる会社が僕のLandの近くでショップを始めたみたいで感心しました。
お店にはURLが貼ってあり、そこに飛ぶと実際にネットで注文できるみたいです。
いずれはこれがURL先に飛ばなくてもそのまま買えるようになると確信しています。
僕は仮想通貨に興味なかった時代にDecentralandだけに興味津々でこれのためにMetamaskの使い方など覚えて安価に購入したのですが、今まで利用せず持っているだけでした。
今回、僕のランド上に何か構築しようと思ったのが今回の記事の趣旨です。
ほぼRepulicの説明でしたけど(笑)。
デザイン自体はブロックを組み合わせて色々作れます。
割と簡単です。
公式サイトのBuild欄からつくれます。
複雑なやつを作りたければ、3Dモデルを作るソフトウェアで作ってからアップロードすればいいんじゃないかと思います。
僕が作った「にょんにょんオフィス」
僕はこれを完成させた後1750年代にマンハッタンで土地を購入した気分になっています。
今となっては1Landで最低50万円ほどしますが皆さんも余裕があればマンハッタン気分をぜひどうぞ。